総務チェックは、総務担当者の社会保険事務や給与計算業務を、社会保険労務士がチェック・指導する「総務担当者を育てるサービスです。
企業に社会保険労務士が介入すると、それまで社会保険事務や給与計算を担当していた従業員の業務が激減し、担当者様の仕事は単なる「社会保険労務士の窓口」となってしまいます。そのため新規の業務を受託する度、うれしい反面、総務担当者様に申し訳ないと思うことが少なくありませんでした。
しかし企業内のみで社会保険・給与計算業務を続けた場合、もし正確な処理がされていなかったら、遡及して社会保険料を徴収されたり、従業員様の信頼を失ったりするリスクを放置することになります。
そこで当事務所は、総務担当者様の仕事を奪うのではなく、担当者の仕事を外部からチェックし、能力アップを図るサービスを始めました。総務担当者様には、従来と同じように社会保険事務や給与計算業務をしていただき、当事務所が処理結果についてチェック、足りない点があればアドバイスいたします。どうぞお気軽にお問合せください。
※ 東京23区及び近郊の従業員数20人未満、担当者2名以下の企業様向けのサービスです。
このような企業様に
- 既に真面目な総務担当者がいるため、社会保険事務や給与計算は企業内で処理を続けたい
- しかし現行の事務処理が適正か、法令に合致しているか、少々不安がある
- 社内に社会保険事務や給与計算業務を指導できる人がいない
- 社会保険事務や給与計算業務が属人化していて、正確性が心配である
- 事務処理上の小さな疑問を解消し、担当者のタイムパフォーマンスアップにつなげたい
- 総務担当者の能力アップを図ることで、離職防止につなげたい
「労務チェック」のサービス内容
- 定期的に会社に訪問し、給与計算と社会保険事務のチェックを行う
- 勤怠と給与一覧表をチェックし、基本給や諸手当の額が正しいかチェックする
- 控除した社会保険料を、日本年金機構や健康保険組合の請求金額と照合する
- 社会保険事務に遺漏がないかチェックする(特に多いものとして随時改定の見落としが考えられる)
- チェック結果の成績表をフィードバックする
- 希望があれば、入退社者の住民税手続きや退社後の社会保険切替、賃金の日割計算方法などについてアドバイスをする
- 労務関連全般のメール相談
- ニュースレターの配信
※社会保険事務のサイクルが「1年」であるため、当サービスは基本的に1年で「卒業(=契約終了)」とします。
「労務監査」との違い
労務監査とは、企業に労働法令が正しく適用されているかチェックするものです。労務監査では、就業規則や労使協定の内容や適用状況、年次有給休暇の取得状況、ハラスメントへの対応など、労働環境の法的側面を調査・指導します。
一方、弊所の総務チェックは、社会保険と給与計算の処理が法令に合致しているかはチェックしますが、メインは実務指導です。
サービスのご料金
- 1ヶ月につき 26,5000円(12ヶ月契約、原則として更新及び途中解約はありません)
- チェックした結果、修正が少ない場合は、7ヶ月目から22,000円に変更いたします。
- 交通費が往復1,500円を超える場合は、超過分を別途請求させてください。
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